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HHS/ASPR使節団がNCGMを訪問しました
2024年5月29日
2024年3月19日(火)、米国保健福祉省 戦略的準備・対応管理局(HHS/ASPR)からの使節団5名が、国立国際医療研究センターを来訪し、日本の新興・再興感染症対策や取組みについて情報・意見交換ならびに新感染症病棟の視察を行いました。また、國土理事長、武井局長への表敬とともに、國土理事長によるNCGMの組織紹介も行われました。
情報・意見交換では、大曲貴夫国際感染症センター長から「NETEC(※)-NCGMパートナーシップ」について講演が行われ、松澤幸正国際感染症危機管理対応推進センター・運営室長の司会のもと、「新興・再興感染症の準備・対応に関するNCGMのビジョン」、「グローバル・パートナーシップに関するHHS/ASPRのビジョン」、「NCGM/DCCとアジア諸国とのパートナーシップ」、「感染症臨床施設におけるサージキャパシティの課題」等について議論が実施されました。
本訪問は、友好的な雰囲気の中で行われ、本プログラムにより新興・再興感染症対策におけるグローバルパートナーシップの重要性が再確認されました。
※国立新興特殊病原体研修・教育センターNETEC; National Emerging Special Pathogens Training and Education Centerは、HHS/ASPRが、米国の特殊病原体のケアシステムの構築を行うため実施しているコンソーシアムです。
レセプションルームで行われた議論の様子